Founder CEO 小窪
2024/04/09
青いバナナと、黒い斑点のついたバナナ。
あなたはどちらを手にするだろうか。
甘くて美味しいのは少し斑点のついた黄色いバナナだ。
青いバナナは固く食べられるものではない。
自分は企業を成長させ、日本、世界中の人々にサービスを通じて影響を与えたい。
そのように思う時がある。
やはり、誰しもに承認欲求があるのだと思うし、それは悪いことじゃないと思う。
むしろ、僕は好きだ。
インスタグラムや自撮り、そういった自己表現を「承認欲求」と否定的に捉えるのは違くね?と思う。
それこそがその子の魅力であり、良さだ。
しかし、承認欲求がマイナスに左右するケースもあると思っている。
「自分をよく見せて気持ちよくなる」
これは良くないと思う。
面接や肩書を使う職種など、「よく見せる」ことが重要な場面はあるが、私は下手で苦手だ。
結果が出ていないのにも関わらず、発展途中の自分をひけらかし、快感を得る。
結果的に、目標への欲求が薄れ、叶わずに終わってしまう。
だから、私は大学の友人と仕事の話をしたいとは思わない。
寝てない自慢やモテない男などもこの類の話だろう。
気持ちは僕もわかるところがあるし、自分も言ったことが少なからずある。
そのような発言をしている自分は
青いバナナだ。
まだ誰からも注目されないし、手を伸ばしてもらえない。
自分がやっていることが伝わらない。
青くて美味しくないから食べたくない。
青いバナナにも太陽の光があたり、栄養が与えられる。
徐々に黄色くなり、黒い斑点が出てきて甘くなる。
熟す。
そのバナナは誰もが注目し、手を伸ばし、食べたいと思うはずだ。
口に出さず、顔にも出さず、誰も知らぬところで
承認欲求を抑えながら、承認されたい自分を嫌悪しながら
やることをやり続ける。
段々と黒い斑点が出てきて、承認され始めるだろう。
その時、自分に承認欲求があるのか。
どういう気持ちになるのか。
楽しみで仕方がない。
これからの自分の人生に、期待している。
今の自分はまだまだ青いバナナだ。
黒い斑点が出るその日はいつになるか分からない。
何も言わず、見せず、
承認欲求と自己嫌悪との葛藤の中で
毎日修行することだ。
小窪