Founder CEO 小窪
2024/03/31
「若いうちは失うものがないよね」
と年上の方に言われることがあります。
結婚、子育て。
ライフステージが進むと責任も増し、失うものが出来てくる。
自分もそう思っていたので、常々
「失うものがないので」
と言っていました。
自分を奮い立たせ、飛び込む勇気を出していたとも思います。
青森山田を高校サッカー界の王者と確立させ、町田ゼルビアの監督に転身した
黒田監督がインタビューで、
「高校サッカーからプロの世界に入る時の心境はどうでしたか?」と聞かれ、
「「子供も大学卒業したし、高校サッカーではトップを極めた。『何も失うものがないから』自分の好きなようにやりたい、チャレンジしたい」と仰っていました。青森山田では副校長まで担当されていました。
それでも、「何も失うものがない」と言っているのです。
僕が日々仕事でお会いする方々は70歳前後でも若々しく向上心を持っていられる方が多いと感じます。
「若いうちだけ」が失うものがないのでしょうか。
この特権は、若者にだけあるのではなく、むしろ全員に開かれているのではないでしょうか。
定年までのカウントダウンが聞こえ始めているから、もういいや
ではなく、
定年までのカウントダウンが聞こえ始めているし、何も失うものはない、一旗揚げるか
若い世代より豊富な経験があるからこそ、成功確率も上がることでしょう。
その経験がセーフティネットとなり、かえって「失うものがない」とも言えます。
若い世代は失うものがないし、経験もないのです。
大人世代は豊富な経験があるはずです。
僕は日本を輝かせる前に、目の前の人を輝かせます。
年齢なんて関係ありません。
お互いが尊重し合い、聴く耳を持つ。
勢いを持てないなら、若いメンバーを頼って補完する。
勢い任せの若い世代が北風。
それでうまく行かないときには、年上が太陽のような活躍をすることがあるでしょう。
ENECOはそういった戦い方をしています。
小窪