Founder CEO 小窪
2024/04/05
今日も一日が終わる。
その瞬間に、
「今日もたくさんチャレンジしたな」
と思えるか。
「あまり変化がなかった一日だったな」
と思うか。
当然、毎日大きな変化がある訳ではない。
しかし、この職業をやるのなら、毎日新しい人にお会いすること、知識を取り入れることを意識しないと戦っていけないと思う。
「あまり変化がなかった」と思う一日より、
思い切り怒鳴られた一日
仲間と衝突があった一日
軽蔑されて気分が悪い
そういう日の方に、私は幸せを感じたい。
その時はネガティブに考えてしまいがちだが、幸せと思いたい。
将来への不透明さや不安があるのは、今を全力で生きている証拠だ。
不安を愛し、抱きしめて泥のように眠る。
「今日あの人に尽くすことはできただろうか」
「もっと早く、いいものを作れなかっただろうか」
「いつ新規プロダクトを攻めるのか」
「物事、シンプルに考えんと」
暗い部屋の中で思考しているうちに、ぐっすりと眠る。
チャレンジした人にだけ、不安の気持ちが生まれる。
例えば就活の際、エントリー数は自由なはず。
多く出しても、少なく出しでもいい。
5社応募した人と20社応募した人では、後者の方が
「今回は採用をお見送りさせていただきます」
「今後のご活躍をお祈りいたします」
などと言われる機会が増える。
挑戦した分、うまくいかない回数も増える。
しかし、それは20社応募する勇気ある者だけが得られる成長だ。
辞めてものに、自分で20社エントリーしている時点で凄い、と思うのだ。
敢えて背伸びをする。
ストレスのかかる環境に飛び込み、行動をする。
居心地の悪さ、劣等感を感じる。
脱しようと改善する。
楽ではないが、「なんて幸せだ」と思う。
究極的にドMな思考かもしれない。
不安を感じていない。
これは一時的な精神的快楽と一緒だと思います。
チャレンジしていない証拠。
成長が止まっている時の状態。
挑戦していれば、不安は必ず生まれる。
しかし、目の前のことに熱中していて忘れている。
ふと一息つき、あれこれ考えてしまう。
不安もシンプルに把握し、何を失うことが不安なのか、考えてみる。
その不安は思い込みで、杞憂かもしれない。
不安。
この感情とは一生付き合っていくのでしょう。
そして、この感情があるからこそ、現状に満足することなく、歩み続けられる。
成長しているサインとも言えるかもしれません。
これまで受験の時も、サッカーの試合の前も不安だった。
それだけ、その瞬間に必死だった。
人生を、懸命に生きていた証拠だ。
今不安を感じることができているか、挑戦できているか。
不安を感じている自分に、「いいじゃんいいじゃん。俺今わくわくしてるんだ」と鼓舞したい。
逆境を楽しみたい。
人生、年を取るにつれて経験値が増える。
「初めて」が無くなってくる。
刺激に鈍くなり、緊張・ワクワク・ドキドキしなくなってくる。
だからこそ、「不安な自分」を楽しみたい。
不安を感じ、抱きしめながら今日も眠りにつく。
小窪