Founder CEO 小窪
2024/04/04
努力=量×質×方向性
日々仕事をしていると、「最近は仕事をとことんやっているなぁ」と思うことがあります。
しかし、それは危険サインの1つであると思っています。
その体感は主観的なものに過ぎず、そのラインが低い場合があります。
久しぶりに友人や先輩に会うと、成長していない自分に気付かされることがあります。
自分と相手では、これまで過ごしてきた時間の密度が大きく違う、と痛感したことがあります。
前に会った時とあまり変わっていない自分、加速度的に変化している相手。
その差分に愕然としたことがありました。
1日24時間のうち、どれだけ自分の目標に近づいているか。
その方向を向くことが出来ていたか。
以前の自分と、どれだけの変化分が生まれているか。
インターネットバブル期にWeb制作の案件は1件1000万円だったとのことです。
今では5万円ほどでしょう。
今、Web制作に相当するのは何なのか。
そのような正しい方向を向き、量を投入できているか。
時間を使えているか。
もし成長できていない場合、
量が足りない
質が低い
方向性が間違っている
のどれかに該当するはず。
逆に言えば、適切にそれぞれの要素をチューニングすれば目標に近づける。
至ってシンプルな考え方だと思います。
上手くいっている経営者を見ると、本当にシンプルに物事を考えているなぁと感じます。
撤退の基準を明確に儲けていたり、やらないことを決めていたり。
リスク, パッション, 市場規模で判断する
まずはやりたいことよりも、稼げることをやる
●●の成功事例があるから、同じようにやれば一定程度は成功するだろう
このように、至極シンプルに把握する。
実際にお会いした際にも、LINEで相談した際にも、シンプルで明快。
日常から意識しているのか。習慣になっているのか。
このような助言をいただくと、絡まった糸がするりと解ける感覚を抱きます。
そして、さっきまで停滞していたはずが、すぐに次のアクションを起こしている自分がいる。
今この文章を書いている自分自身にも言い聞かせています。
物事はシンプルだと。
もっとシンプルに考えんと、と。
どんよりしていた気持ちが晴れ、向かうべき方向が定まる。
複雑に考えてしまっている状態は、贅肉がついて動けないような状態でしょうか。
シンプルに捉えて贅肉を落とし、正しい方向に走り出す。
小さな改善で、大きな成果に。
物事をシンプルにとらえ、停滞から脱し、正しく改善。
行動力・実行力が大切、とよく耳にします。
それは同時に「シンプルに考えろ」ということを含んでいるのかもしれません。
小窪