Founder CEO 小窪
2024/05/08
今日、過去の新聞記事を読んでいて落語家の記事が目に入りました。
アメリカの大学を卒業後、大手商社に勤務。
26歳の頃に会社を辞めて落語家に転身した異例のキャリアでした。
落語の世界とは、プロになるために師匠の弟子になる必要があるというのです。
見習いからのスタートです。
アメリカで7年間過ごしていたこともあり、自己主張をする性格。
しかし、見習いの立場の者は、落語の世界では
「お前の考えなど一ミリも関係ない」
と言われるというのです。
自分の考えを言いたければ早く昇進しろ。
これまでの経歴は全く関係ない。
この落語家の慣習は、大変参考になると思いました。
芸の世界では、まずは徹底的に自己主張を抑え、学ぶ。
マネをし、吸収する。
芸に自己表現を加えるのはその後という姿勢です。
起業家として第一歩である私は、
謙虚なマネ
という姿勢を持つことが重要と考えました。
傲慢ともとれる自己表現が加わることにより、
小さな成功体験すらも手中に収めることができずに終わる。
小さな成功体験を積み、その先に自己表現がある。
何を目指すか。
と
日々何をやるか、
は全く異なります。
前者に関しては、僕は謙虚ではいられない。
誰が何を言おうと、日本を輝かせるためにやります。
日々の目の前のこと。
こちらは、
謙虚なマネから
スタートしていこうと思います。
小窪