Founder CEO 小窪
2024/04/06
大谷翔平と同じ習慣でも、僕は幸せになれない。
彼の生活がストイックで時に無機質な面もある、という話ではありません。
エンターテインメント事業の撤退でチームを解散。
その後、あれこれと事業を構想するが、ひとつもピンとこない。
大学の授業もなければ、友達に会う気もしない。
情報の波に飲まれて感度も下がっている。
今ではその期間を経て、新たな考えを持ち、事業を行っています。
堕落し、生活リズムも壊滅的状態。
そんな日々から立ち直るために、まず始めたのは運動と食事でした。
運動は週6日でジム。
重量と回数は逐一記録。
食事は一日2800kcal。
タンパク質・脂質・炭水化物(PFC)は3:2:5の比率。
毎食何を食べたか、栄養素で記録。
おにぎりをサランラップに包み、毎日3個持ち歩く。
半月で5kgのお米が無くなりました。(笑)
鶏むね肉を週2日、2kg買い出しに行く。
ご飯の重さや肉の重さまで測って食べる。
プロテインは1日3回。
とことん徹底したのだ。
結果として、ベンチプレスは95kgまで上がるようになった。
ここだけ切り取れば、ボディビルダーと同じ生活。
ビルダー生活だ。
恐縮ながら、「大谷翔平の習慣と同じ」とも思っていた。
この生活は2ヶ月続いた。
もっと続けても苦じゃないと思っていた。
かえって、食事を記録しないこと・運動しないことに違和感があった。
こわさとも言える違和感だ。
この2ヶ月間で、堕落した状態から回復した。
今これを書いていても、当時を思い出し息苦しくなってしまう。
復帰をする際、この2ヶ月間の振り返りを行った。
規則正しい食事、睡眠、運動。
復帰するために、それだけに注力したとも言える。
自由に時間があって筋トレができて昼には公園に行ったり。
堕落からの復帰の話だが、見え方によっては人生上がった成功者の生活だ。(笑)
しかし、2ヶ月を振り返ると、全く幸せとは思えない自分がいた。
目指す方向性が大谷翔平とは全く違うからだ。
大谷翔平と同じ習慣をやっている。
睡眠、食事、運動は大切。言うまでもない。
しかし、自分は野球選手ではなければボディビルダーではない。
まして今からスポーツ選手になることは現実的ではない。
彼らと同じ生活をして、自分はお金を稼いではいない。
筋肉がつき、最大重量が上がっても、幸せには直結しない。
私は、筋トレで評価されることも望んでもいない。
目指すべき方向性を間違っていた。
他方で、この経験は自信にもつながった。
大谷翔平と同等レベルで、何かを徹底することが出来る。
1つの方向を向き、目標までの差分を日々の習慣改善で埋めていく。
今回は、筋トレ、という方向を向いて改善をしていた。
そして、重量アップという形で結果が出た。
①方向セット→②習慣改善→③徹底継続
今回は、①が適切じゃなかった。
だから幸せを感じなかった。
幸せに直結することは何か。
筋トレで、②③はできた。
これは自信だ。
次は、①を何かと入れ替えれてみる。
自分が幸せになれることを①に設定する。
設定した目標に近づけるようにm②を明確にする。
③は筋トレと同じように徹底継続。
そうすると、重量が上がったときのように①でセットした目標地点に近づくだろう。
シンプルに、「幸せ感じる方向向かってやれてるか!」という話。
このような経験があり、私は今事業に取り組んでいる。
①に事業をセットすることが、自分にとっての幸せであると思ったからだ。
②③の段階に、今いるんだ。
このブログもその一環だ。
徹底継続すれば、重量が上がったように、事業でも目標に近づけるはずだ。
事業も同じであると、今は思っている。
②③では勝てる。
せめて引き分けには持ち込める。
その自信が私にはある。
自分はバットを持たない。
ビジネスの土俵にいる。
大谷翔平生活も無駄ではなかった。
人生無駄なし。
小窪