Founder CEO 小窪
2024/04/10
普段生活していると笑顔でポジティブな人
そういった人の周りに人が集まるはずです。
それはその人の魅力であり、素晴らしいものであると思います。
「出木杉君」のような人です。
しかし、ビジネスの場ではそれがマイナスに左右する場合もあると思うのです。
出木杉君は勉強が出来て先生からも好かれ、仲間からも認められている。
何をやっても出来すぎちゃう。
就活では無双するタイプだと思います。
芸能活動やアイドル、TVは椅子の数が限られている世界だと思います。
自分ち似たキャラクターの人がブレイクすると危機感を持つといった話は耳にしたことがあります。
そういう時に、腹黒さ、ずる賢さ、生き残りそうな人を蹴落とさないと残れないはずです。
スキャンダルがあっても「この人は残りそう」と思う人は今でも残り続けていると思います。
「あぁあの時の!!あいつだ!」となる瞬間。
AKBの峯岸さんはその典型であると思います。
ビジネスも同じだと思いました。
ユーザーは、自分のニーズを満たすためにいくつもサービスを使い続けない。
1つの良いサービスを使い続けるはずです。
作り手は、ユーザーのニーズという椅子を取るために競合と戦う。
生き残るためには嫌なことをしないといけないはずです。
だからこそ、いい子ちゃんになってはいけないと思うのです。
大学の授業などでも、いい子ちゃんは毎回出席し、ノートを取る。
出木杉君です。
他方で、ジャイアンはスネ夫に出席させる。
スネ夫はお金でのび太君に任せる。
スネ夫とジャイアンの圧を受けて、のび太は苦しむ。
そこで、ドラえもんの登場です。
ドラえもんがひみつ道具で何とか解決します。
毎回泣きながらも立ち上がり、何とか切り抜けるのがのび太です。
ビジネスでは、いいやつである「出木杉君」ではなく
ジャイアンの強引さ
スネ夫の狡猾さ
のび太の抜け感と忍耐強さ
が重要だと思います。
これらが結集し、ドラえもんがプロダクトを出してくれる。
ジャイアン・スネ夫・のび太がFounderで、企業組織がドラえもんでしょうか。
出木杉君は組織が大きくなってからでいい、というのはこういうことかもしれません。
彼は「ちゃんとノート取ろうよ!」と正しく発言してくれるはずで、新しい何かを生み出す源泉ではない。
自分自身、いい子ちゃんになっていないか、常に自問自答し続けようと思います。
これは、自分が出木杉君に勝てる、負けないと思う所以でもあります。
小窪